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そろそろ北海道ツーリングの記憶が薄れてきたraikusです、どうも。

北海道では各地でこういった物体をよく見かけますが、これって何なんですか、私気になります!
これって、麩なんですか!?
雨に打たれてふやけないんですか!?
情報求ム!!


さて、いよいよ道東でベースキャンプをして、重点的に道東を周るつもり……。
だったが、あいにくの雨!
前途多難の北海道ツーリング、6日目が始まるよ!











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ミクさん雨だよー、いまだに宿泊先で晴れたことないねー(震え声)


あまりの悪天候に雪ミクさんも消失状態。
これが初音ミクの消失か……いや失敬。


今回のツーリングでのMVPアイテムはタープだと思う。
キャンプする人は本当にタープを持って行った方がいいと思う。
撤収は楽ですし、屋根があるってのはやはり安心できる。

この時点で防水透湿のエルフのシューズは、なんか臭い。
靴下を変えてもその臭さが移ってしまって、本当に気持ち悪かった。
シューズを2足持っていくわけにもいかないので、こればっかりは仕方ないかな。


この日はキャンプ場に泊まっていた地元ライダーの方から、中標津は大きい町だから別海町よりバイク屋はあるよと聞いたので、中標津にあるバイク屋にてチェーンオイルを購入しました。
いやー、せっかく携帯型を買ったのに家に忘れてるとは、なんというドジッ子属性。

雨に打たれながら走行していたので、気を利かしてくれたバイク屋のおばちゃんにお茶を頂きました。
バイクの話をしたり、創業することになった話や、北海道の話などをたくさん聞けました。
ほんと一時間ぐらい話していたと思います(笑)
地元民の話を聞けて、非常に良い経験ができました。

店名は【BUM金沢】。
中標津のバイク屋で検索しても出てこない、地元密着型のバイク屋さんでした。



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本当は別海町から周るつもりだったんで、南下して道の駅おだいとうへ。
もうね、すっごい霧。
道路を走ってると、水しぶきが凄いです。

このおだいとうには北方領土返還のモニュメントがあり、三人の人間が叫んでいます。
これはもしかして、祖父、父、子なのでしょうか。
帰ってから気づきました。



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あまりの雨続きに思わず叫んでしまうraikus氏。
いやー、はやくカッパを脱ぎ捨てたい気持ちでいっぱいでしたね、ほんと。




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さて、あいにくの天気ですが、野付半島にまでやってきました。
大雨というより、霧雨ですね。
能登半島ネイチャーセンターに駐車場があるんですが、なぜかみんなまっすぐ行かれますww
多分、絶対間違ってまっすぐ行ってる人多数だと思う。

中は野付半島の四季の写真や、野付半島に住む動物などの紹介展示物が飾られています。
結構じっくり鑑賞して、トドワラ枯木群までの距離を確認。
だいたい片道30分、往復1時間だとっ……!?

この往復1時間を見てだいたいのライダーさんは諦めて帰っていく人が多かったのですが、苦渋の選択をしながらも行くことを決意した。
オ、オレはまだ若いし余裕だしっ!(震え声)



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草が茂った中、整地された砂利道をひたすら歩いていきます。
あいにくの曇り空なので風景は気にせずに、近くの植物を観察していきました。

やはり雨の日の蜘蛛の巣は映えますね。

残念ながら辺り一面花満開というわけにはいかなかったですが、なかなかいい散策でした。




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雨の日なんてなんのその!
野生動物に天候なんて関係ありません。

いやー、2枚目の写真良くないですか?
水面を歩いているみたいで気に入っています。

あっ、あとやっぱりこちらの鹿はでかいですね!
奈良県で見る鹿とは大きさが違いますね。



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これがトドワラの枯木群です。
正直凄まじい光景ではないのですが、天気と相まって殺伐とした雰囲気です。

この4枚目の写真もお気に入りの写真です。
特に綺麗な写真ってわけでもないんですが、なんかこう植物の力強さを感じます。



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歩いていく価値があるかといえば、それは人次第だと思います。
実はこのトドワラの枯木は能登半島ネイチャーセンターに来るまでにちょこちょこ見かけます。
それで満足でしたら、わざわざ歩く必要はないでしょう。

一応、馬車が通っています。
料金は500円だったかな。
私は結構歩くのが早いということもあるのですが、馬の休憩を待ってる時間を考えると正直歩きの方が速いと思われます。



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野付半島を後にして、いよいよ知床へ。
ここは道の駅の知床らうすです。

どうでもいいんですけど、北海道の地名は難しいですね。
野付(のつけ)を「のふ」と言ってたり、知床(しれとこ)を「ちしょう」と言ってしまっていて、恥ずかしかったです(笑)
長万部とか絶対読めないですし。

ここは海産物が直売されていて、めぼしいものがあれば何かお土産に買おうかなぁと思ったら。


ホタテが……80円……だとっ!?


安い!
奥さん安いですよ!
北海道の地元の人に後で聞いてみたら、80円は安いなぁーと言ってたぐらい安かった。

家族4人分、1人3個で計算して12個購入。
帰ってからはバターで焼いて美味しくいただきました。
うーん、もっと買っておけば良かったと思えるぐらい、身も厚かったです。


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知床半島の山間部に入る前に、近くにあるクジラの見える丘公園に立ち寄ります。
ここは凄い微妙なところにあるので、思わず通り過ぎてしまいました。


いやー、妙にガスってるなー(震え声)
もう嫌な雰囲気が漂っていますね。


ここにたどり着くまでに15.5%の急な坂を上る必要があります。
対向車に車が来たらきついですし、こんなところで立ちごけしたら起こせる自信は私にはなかったです。
行く方は気を付けてください。

クジラは残念ながら見れなかったです、というか1時間以上、下手したら1日も待たないといけないので、さすがにそこまでの根気はなかったです。

結構高所から街並みを見れるので、個人的にはいいスポットだと思います。
駐車場狭いし、坂なのが欠点ですが。



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お次はマッカウス洞窟に立ち寄ります。
ここは世界的にも珍しいヒカリゴケが見られるということで、結構観光客がいました。


ヒカリゴケの生育環境(wikiより抜粋)

生育環境の変化に敏感で、僅かな環境変化でも枯死してしまうほどに脆い存在である。
そのため生育地である洞窟の開発や大気汚染乾燥化などの影響を大きく受けて、その個体数は減少し続けていると言われており、絶滅が危ぶまれている。
日本ではその生育地の大部分は国立公園内にあり、採取は規制されているほか、国や地方自治体により天然記念物に指定されている。


「ひかりごけ」というカニバリズム小説があるんですね。
また読んでみよっと。



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知床峠だ、やっほーい!


さて、もういいだろう、帰ろう。
いやさ、分かってたさ。
辺り一面、霧とかやばいっすね。
ハーレーのおっちゃんに「兄ちゃん、残念やったな!」とハゲまされる、おっと間違えた、励まされる始末。


道はくねくねしてるけど、相変わらずカーブでは徐行なみの速度で走る軽トラにストレスも溜まり、なんもいいことなかったですね(笑)



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道の駅、うとろ・シリエトク

実はこの近くにある「一休屋」と呼ばれるところでうに丼を食べるつもりだったのだが、在庫がなくなったので本日の営業はおしまいですという案内を見て……。



▂▅▇█▓▒░('ω')░▒▓█▇▅▂うわああああ



もぅマヂ無理。 閉店だった。 ちょぉ楽しみだったのに。

ゥチのことゎもぅどぉでもぃぃんだって。
どぉせゥチゎ天気に遊ばれてたってコト。 今バィクのェンヂン切った。
ゥチ達は節理も無く禍殃を語る人閒に心を許さぬ。
齊しく、其れを辯疏する亊にも。



これがお盆の怖さか。
まさか予定が狂う事態に陥るとは。
そうだね、言い訳良くないね。
1時間到着が遅れてしまったのは自分のせいだわ。


ちょうど道の駅が近くにあったので、ここで食べることにしました。


今日は絶対うに食うぞ!と決めてたので、うにいくら丼を注文しました。
そういえば北海道来てから初めての海鮮丼じゃね?
よし食うぞ、ほら食うぞ、すぐ食うぞ!


美味かった。
美味しいうにの味は知っているつもりだったが、こんなにまろやかに舌の上でとろけるうには食べたことがなかった。
メニュー表の冊子も面白くて、楽しく食事できた。
少し高かったが、余は非常に満足である。



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えっ?オチンコチンの滝?(難聴)

とまぁ、冗談はさておき、ここも知床半島の観光スポットです。
ここは凄い滝でしたね、非常に涼しくて気持ち良かったです。

名ばかりの滝が多い中、この滝は期待を裏切りません。
ここはぜひとも寄ってみる価値ありです。


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うとろ・シリエトクを通り過ぎてからは天候に恵まれ、ようやく海岸線を晴天の中で走れました。
ちょっと遅すぎるよー、知床半島で晴れてくれよー。

やはり北海道は大きいな、とつくづく感じさせられます。
面白いように距離が伸びていきます。


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あとはキャンプ場まで戻るだけなので、ついでに摩周湖近くの神の子池や硫黄山を見に行くことにしました。


まずは神の子池

ここも有名な観光スポットですね。
また別の場所に青い池があるのですが、ここの方が秘境っぽくて私はこちらの方が好きです。
ここに来るまでは短いですがダート区間があります。
北海道では限りなくバイクが汚れます(笑)


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ここに来たのは実は17時半。
だいぶ遅い時間だったので、観光客はとても少なくのんびりと見ることができました。

あまりの美しさにtwitterで投稿しようと思ったのですが、残念、圏外!

本当に木が腐らずに水中にありますね。
とても神秘的で、思わず息を飲んでしまいました。

どうやら摩周湖と繋がっているようで、また伏流水のおかげで雪解け水による水量の上昇もないようで、一年中水量が安定しているそうです。
って、ここに来てたじっちゃんが言ってた。



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ババーン!!


いやー、臭かった。
想像以上に臭かった。


ここは硫黄山
文字通り、純度の高い硫黄が参集する場所です。
駐車場に泊まっていても、硫黄のにおいがプンプンします。

前の記事で紹介した温泉施設クローバーハウスも実はこんな臭いがします。
ただ、なぜか癖になる、不思議!



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今やっているダンガンロンパで、さくらちゃんが硫黄ぶちまけるというドジッコな一面もありましたが、やはり硫黄は黄色いです。
黄色というより、少し黄土色な感じでした。

もう少し上まで登ると、お湯が湧いていてびっくりしました。
温泉とまではいきませんが、天然のお湯を間近で見るのは初めてです、興奮せずにはいられない!


しかし、この硫黄山、すごく歩きにくいです。
ごつごつした岩場を歩いていくので、結構足が疲れます。



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さて、摩周湖に到着。

この時すでに18時半。
霧とかそんなの関係なく、ただ暗くて見えないって感じですね(笑)

まぁ、でも暗くてもどういう湖なんかはかろうじて分かります。
なんか晴れたら婚期が遅れるみたいです、迷信だよなぁ。




ということで、長くなりましたが5日目のツーリングはここにておしまいです。
やはり道東は見るところが豊富ですね。
記事の長さが半端ないです。

今回の走行距離、404km。





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明日へ続く!!