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「どうして、こうなっちゃうんだろう・・・?」



こんにちは、raikusです。
実は記事が既に何本も出来上がっている状態なのですが、どうしても忘れないうちに感想を記事にしたくて先に上げようかと。

興味のない人は退散しましょう。
PS3からも出ているとはいえ、元はPCエロゲーですので。



2011年に発売されたゲームでして、Leaf(=アクアプラス)から発売されたゲームになります。
LeafといえばTo heartですね、この作品ぐらいは聞いたことあるんじゃないですかね?

でまぁ、このゲームなんですけど、友達が面白いからやってみろよ!と推すので買ってみたはいいものの、積みゲーのリストに入ってしまい、全然やっていませんでした。
ふとしたきっかけで会社の同期がこの作品が超大好きだということを知り、まぁ話題のきっかけにもなるだろうと思い、やり始めたのがきっかけでした。


考察などはしません。
そういうのは他のブロガーさんがいろいろ記事にしてあげてますし、出遅れた私が言っても、ね。



 




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主人公は北原 春希。
メインヒロインは2人いて、小木曽 雪菜 と、 冬馬 かずさ。

この3人がドッロドッロの三角関係を築きながら、高校生、大学生、社会人へとなっていくストーリーです。
ストーリーはもう、何も言いません。
いいから、やれ。
それだけだ。


※以下から、ネタバレ含みます。



私は、このゲームのテーマは「誠実さ」だと思ってます。
これはプレイした人各々の感想によって変わってくるのではないかと。

でも私はやっぱり「誠実さ」を、この作品によって感じ取ることとなりました。
主人公の春希はところどころで、この誠実という言葉を出してきます。
こいつがまた、誠実とは名ばかりの自分勝手な都合を振り回すんだ。

冬馬が好きなら好きで貫き通せば良いのに。
雪菜を裏切って、それでいて罰、もしくは許しを請おうとしている。
大学生になってから自分は冬馬にも雪菜にも逃げてばっかのくせして。
誠実ってなんだろうね、ほんと。
卑怯者、この言葉が春希に似合う。
なまじっか出来るやつだから、その点が非常に目に付く。
だから私は、こいつが大嫌いだ。

小春ルートで卒業旅行の資金でヨーロッパと言い当てている。
どうせ、冬馬に会うために旅費の見積もりをしたはいいものの、結局行かなかったんだろう。
ほんと、とんでもないへたれ野郎。



☆ ストーリー


ストーリーの完成度は総じて高いと思う。
サブヒロインも他のゲームならメインを張れるほど可愛いし、性格にも魅力がある。

私の好きなルートは上から順に・・・。
ちなみに私は雪菜が一番好きです。


雪菜True
かずさTrue
麻里end
小春end
千秋end
かずさノーマルend
雪菜ノーマルend



まぁ、順番から分かるように私は本当に「うだうだしている」春希が大嫌いなので、それを考慮するとこの順番になりますね。

でも、ホワイトアルバムらしいエンディングは、かずさノーマルだと思います。
結局どっちつかずで、冬馬への気持ちを抱いたまま雪菜と一生を遂げる。
雪菜はそんな春希の気持ちを知ったままも自分の気持ちを隠しながら、周りを壊さないためにそれを受け入れる。
冬馬は春希を想いながらも、春希のためにピアノを弾くことを止めないでしょう。
そんな歪な関係のまま、決別しない気持ちを雪で覆い隠す、そんなストーリーでした。


私は大団円なエンディングが非常に好きなので、雪菜が好きとか関係なく、雪菜trueがグランドフィナーレとして好きです。
本当、雪菜が良い女過ぎて凄いんですよ。
ギリギリなところで押しつぶされそうになりながらも頑張る健気な姿。
まぁ、原因の発端は彼女なんですけど、恋愛ってやっぱタイミングですからね。
奪ったとか言っても仕方ないんですよ。


次は、かずさTrue。
これは唯一春希を見直したルートでした。
冬馬のために、何もかも決別していく姿は、やっとカッコよくなったじゃねぇか!と見直すほど。
でも冬馬は何にもやってないんですよね、そこが残念。
春希だけが成長しているルート。


以下3つは大学生編でのルートなんですが、麻里さんが好きだからこの順に。
カッコ可愛い上司とか、もうほんと大好きでして、キャラ愛で言うなら麻里さんが一番可愛く感じる。
普段は厳しい上司なのにプライベートではデレデレとか、もう最高です(笑)


あとのノーマルエンドですが、かずさエンドはともかく、雪菜エンドは私が一番嫌いな終わり方でした。
苦虫を噛み潰したような感覚になったというか、あれじゃあ雪菜が妥協の上に選ばれた気がして。
ほんと誠実さのかけらもないクソッタレな終わり方でした。



☆ 音楽

私はゲームって、音楽を知ってからやり始めることが多いんですよね。
ホワイトアルバムの曲は全然知らなかったんですけど、やり始めてから口ずさむ曲がとても多くなりました。

私の一番好きな曲は、After All -綴る想い-。
一番季節を感じる曲だから、そして13年ver.がかなり良い。
ストーリーの重要なところでこの曲が流れると、一気に引き込まれた。


音楽だけでも聴いてもいいかもしれません。
意外と歌詞は、ラブソングなので。



☆ ゲーム性


基本は紙芝居のような流れ。
あんまりビジュアルに変化はないので、だれるところは本当にだれる。

ただ、音楽の曲が確認できるのが嬉しいかな。
この曲いいな、と思ったらすぐに確認できるし。

声優さんの演技が上手いからか、フルボイスで聞きたくなる。
普段ならパッパッと読み飛ばす私だけど、声の抑揚の変化とか聞き逃したくない声があったりしてフルボイスで注意して聞いたりした。

あとは、クリア後のボイスメッセージが憎い演出かな。



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こういう演出に鳥肌が立った。
めちゃくちゃ切ない。
今気づいたが、雪菜の「せつな」は「切ない」からきてるに違いないと思う。

このシーンは、小春との話で同窓会で仲間はずれにされた友達と仲良くなって歌ったよ、という話の後だったんだけど、文化祭のことを思い出すから今まで歌えてなかった雪菜が歌えるほど「仲間はずれ」というのは雪菜にとって大きいものだったんだと思った。
春希の記憶を消そうと歌うのだけど、でも歌えば歌うほど春希を想う気持ちは強くなるというジレンマ。

小春ルートが一番、雪菜の気持ちを感じ取れるかもしれない。



☆ まとめ


私は小説でもなんでも、登場人物の誰かに感情移入して読む癖がある。
だから客観的にストーリーを読むことが苦手で、国語の現代文を解くのにもムラがあって大きく点数を落としてしまうなんてことも多くあります。

ですが、このゲームは感情移入してこそのゲームだと思います。
誰に?
それは雪菜ですよ、もちろん。

ゲームプレイヤーである以上、彼らの関係を見ているだけしかできない。
その見ているだけの関係が、大学生編の半分を占める雪菜に凄く感情移入できます。
苦悩、葛藤がひしひしと伝わることでしょう。


・・・何を言えば良いのか分からなくなってきた(笑)

とりあえず、この辺で終わることにしましょう。


よく、「こんな恋愛したくない」という評価を見ますが、私はむしろ逆ですね。

「こんな恋愛してみたい」


良いゲームに出会えてよかった。
心が狂うほど好きになったことがない私には、ちょっと羨ましい三角関係でした。